農業共済新聞記事バックナンバー

2018年10月2週号

「癒しを提供」~レストラン「和花の里」

【東松島市】東松島市のレストラン「和花の里」では、菅原高次(70)さん、かず子さん(70)夫婦が、地元産米と自ら手掛けた自家産野菜を使ったランチを提供する。
店は16年前に農作業場を改装。「田舎の農家宅のようなゆったりとした空間」をコンセプトに、郷土料理などをメニューにそろえている。」

レストランでは、菅原さんが委託する田んぼで栽培された、水稲品種「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」を使用。野菜は、自家製のナスやキュウリ、トマト、ピーマン、ニラなど提供する。
これらを使った総菜は、ビュッフェ形式で自由に選べるようにしていて、メイン料理と茶碗蒸し、味噌汁がつく。食後にはコクの深いサイフォンコーヒーを高次さんが入れる。
レストランは昼営業で、ランチを数量限定で用意。タイミングが合った人は、烏骨鶏の生みたて卵がついた、栄養満点の卵かけご飯も楽しめるという。
「田舎の農家宅のようなゆったりとした時間を過ごしてほしい。訪れた人たちが楽しく交流できれば」と菅原さん夫妻。レストランで民泊を行うほか、料理教室、餅つき体験など県内のイベントに参加し、多くの人とコミュニケーションを図る。
2002(平成14)年に夫婦で実家に帰った際、「あまり使わなくなった農作業場で得意な料理の腕を生かして何かできないか」と思い、レストランの経営を始めた。
大震災を経験して一度は休業したが、周囲の復活を願う声から、16(平成28)年に内装をリニューアルし、営業を再開した。
菅原さん夫婦は「辞めようと思った時期もあったが、多くのリピーターや他県からの団体客など、開店を喜ぶ声がある。これを励みに営業を続けたい」と話し、自家産野菜をふんだんに取り入れた料理を振る舞っていく

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