農業共済新聞記事バックナンバー

2018年11月2週号

「直売に一意専心」

 【色麻町】完熟リンゴの直販に取り組む色麻町の髙橋光明(たかはしこうめい)さん(65)は、「お客さんの反応が見えるので、手に取ったときに喜ばれて、おいしかったと言われるような栽培を心掛けている」と話す。

  

無袋、樹上完熟で高糖度
    贈答用の注文にも対応

 髙橋さんは、9人で構成する「南山果樹生産組合」の組合長を務める。同組合は一昨年に設立50年を迎え、設立からこれまでに、植栽面積が減少したこともあったが、休耕地の再活用などもあり、現在はリンゴが18㌶、モモは30㌃となっている。
 今年の作付けを振り返って髙橋さんは「夏場の高温とお盆すぎの多雨で病害虫防除に苦労した」と話す。
 また、9月ごろに台風が襲来したが、南山地区は防風林があるため、落果などの被害が出にくく、「台風による被害はほかの園地よりも少なく済んでいる」と話す。
 同組合では、無袋で樹上完熟させ、高糖度の果実提供を目指す。
 髙橋さんの栽培面積は3㌶で、早生「つがる」をはじめ、中生は「陽光」「ジョナゴールド」、晩生は「ふじ」「王林」など、10種類を栽培し、9~11月までで54㌧を収穫する。
 地元の直売所や道の駅などに出荷し、注文を受けて贈答用などの発送も対応する。
 「直売所などは組合名を明記して販売するので手抜きができない。お客さんの信用を裏切らないよう、これからも組合員一同、喜ばれるリンゴ作りを心掛けていく」と髙橋さんは意欲を話す。

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