農業共済新聞記事バックナンバー

2018年12月2週号

学校農業クラブ連盟全国大会 家畜審査協議会で優秀賞

【登米市】農業を学ぶ高校生たちが日ごろの活動の成果を競い合う「学校農業クラブ連盟全国大会」が先ごろ、鹿児島県で開かれ、県登米総合産業高等学校農業科3年・佐藤太洋(たいよう)さん(17)が家畜審査競技会(肉牛の部)に出場した。「全国のレベルは高かった。知識や技術を高め、立派な牛飼いを目指したい」と話し、飛躍を誓った。

=== 知識・技術高めて全共出品を目指す ===

 佐藤さんが出場した家畜審査競技会(肉牛の部)は、牛の外貌(がいぼう)を観察し、骨格や肉付きなど、各部の優劣を比較・評価し、その適合を競い合う。
 佐藤さんは実家で飼養する繁殖牛2頭の世話を手伝い、幼いころから飼育に携ってきた。昨年は、第11回全国和牛能力共進会宮城大会に同校畜産専攻班6人と共に出場を果たした。「共進会では、たくさんの方に支えてもらったが、入賞に届かず、悔しかった。今回の全国大会への出場を目指して、仲間たちと知識・技術の向上に取り組んできた」と経験を話し、肉牛の部89人の出場者の中で、優秀賞を獲得した。
 同級生の門馬有紀さんは佐藤さんについて「牛に対する情熱は人一倍で、良い刺激になる。卒業後も同じ道を目指す者同士、切磋琢磨していきたい」と話し、仲間からの信頼も厚い。
 同校農場部長の髙橋建一教諭は「本人の持っている人柄と努力に加えて、育ってきた環境と良い先輩にも恵まれた。今大会の経験も生かして、将来につなげてほしい」と今後に期待する。
 佐藤さんは「後輩たちには、目標に向かって日々の調教を継続すること、現状に満足せず、成長を続けることを伝えていきたい。将来、自分の牛を全共に出品したい」と目標を掲げ、来春は岩手県農業大学校へ進学し、更なる技術の向上に努める。

集合写真:畜産専攻班の仲間たちと佐藤さん(前列右から2人目)

ページの上部へ